2023年04月14日

今週の注目感染症
第14週(令和5年4月3日~令和5年4月9日)

■ コメント
・第 14 週は、県内で今年 1 例目となるデング熱の報告がありました。
デング熱は、ウイルスを持つ蚊に刺されることによって感染します。
潜伏期間は 2~14 日(多くは 3~7 日)で、突然の高熱で始まり、頭痛や筋肉痛などの症状が現れます。
発症後、3~4 日後に胸部・体幹に発疹が現れ、手足や顔に広がります。
デング熱は、熱帯や亜熱帯の全地域で流行しています。
デング熱の感染を予防するためには、虫よけスプレーを使用するなど、蚊に刺されないようにすることが重要です。
デング熱は、早期に適切な治療が行われなければ、まれに重症化して死に至ることがあります。
気になる症状がある方は、速やかに医療機関を受診し、渡航先などを医師に伝えてください。

福岡県感染症情報ホームページ では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年4月14日更新)