2022年06月03日

今週の注目感染症
第21週(令和4年5月23日~令和4年5月29)

・今週は梅毒の報告が 8 件ありました。
 第 21 週までの累積報告数は 159 件で、昨年の同時期(119件・速報値)に比べ多い状況です。
 梅毒は、主に性的な接触によってうつる感染症です。
 初期の症状は、陰部のしこりや股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節の腫れ等ですが、痛みがないことも多く、症状は自然に軽快します。
 しかし、体内から病原体がいなくなったわけではなく、この間にも他の人にうつす可能性があり、また、数か月後には全身に症状が現れるようになります。
 本人とパートナーを守るために、避妊具(コンドーム等)の正しい利用や検査を受けることが大切です。
 詳しくは、福岡県 HP「【注意!】梅毒の感染者が例年に比べてとても増えています(症例写真を掲載しています)」( >>詳細はこちら )をご覧ください。

・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年6月3日更新)