2023年06月30日

今週の注目感染症
第25週(令和5年6月19日~令和5年6月25日)

■ コメント
・第 25 週は、梅毒の報告が 16 件ありました。
第 25 週までの累積報告数は 364 件で、昨年同時期(228件・速報値)より約 1.6 倍多く、過去最高だった昨年度を上回るペースで感染が拡大しています。
梅毒は、主に性的な接触により感染し、3~6 週間の潜伏期間を経て、股の付け根(鼠径部)のリンパ節の腫れや感染部位のしこり等が現れます。
なお、これらの腫れやしこりは痛みがないことが多いです。
気になる症状がある方は、早めに検査を受け、適切な治療を受けることが大切です。
症状の写真などの詳細は、福岡県 HP 「【注意!】梅毒の感染者が例年に比べてとても増えています(症状に関する写真も掲載しています)」 をご覧ください。

福岡県感染症情報ホームページ では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年6月29日更新)