2022年07月29日
今週の注目感染症
第29週(令和4年7月18日~令和4年7月24日)
・今週は腸管出血性大腸菌感染症の報告が 2 件ありました。
第 29 週までの累積報告数は 83 件、昨年の同時期(68 件・速報値)に比べ多い状況です。
腸管出血性大腸菌に感染すると、主に腹痛、下痢、血便等の症状が出ますが、感染しても症状が出ない方もいます(無症状病原体保有者)。
患者さんや無症状病原体保有者の方の便で汚染された飲食物が口に入ることで感染が起きますので、料理の前、食事の前、トイレの使用後、患者さん等の排泄物の処理後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年7月29日更新)